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FI 観戦レポートです

モータースポーツの最高峰にあるF1世界選手権。

その最終戦日本グランプリが、先週末に三重県の鈴鹿サーキットで行われました。

私は92年から観戦に行っています。

レースの結果などは他が詳しいので、私は個人的な観点でリポートします。  

今年はチャンピオンが早々に決まってしまったので、

最終戦の楽しみは・・・という感じでした。

そのぶん、レースそのものを楽しもうと思っていました。

ところが、この10年を牽引役として走り続けたミカ・ハッキネンが休養を宣言。

そしてグランプリ直前に発表された、

最年長のベテラン、ジャン・アレジの引退宣言。

私が興味をもった頃、若手・中堅のドライバーだった2人。

この発表は、寂しくもあり、また時の流れを感じさせるものです。

かくいう私も、若いとは言いがたい年齢になりました。

しかし、その流れは誰にでも何にでも等しく訪れるものですから、

静かに受け入れなければ・・・。と、らしからぬ感傷的なオハナシにしてしまいました。

そこで、ささやかな趣味であるところの写真で、

彼らの姿を収めようと出かけたものの、15万人の人出だったそうです。

鈴鹿観戦の「ベテラン」と思っていたのですが、

天気と人の動きは読めないものです。あちこちで、安くグッズやら、

無料で配布される非売品(ノベルティー)グッズやら、

サインを貰うだの、という楽しみ方もありますけれど、

今回は家族同伴なのでムリはできませんでした。

結局、家族で観戦と、いくつかのステッカーをGETしたのと、

キャノンの望遠レンズ体験コーナーでの写真撮影と、

兵庫の友人と富山の知人と名古屋の友人と現地で会うことができただけです。

充分堪能しました。  ただ観戦したりグッズを買うだけなら、

いつでもどこでもできる時代になりました。

でも、変わらない(かわれない)のは、人との「つながり」だと思います。

今回も、そういう意味でも楽しい時間を過ごせました。

ちなみに、ジャン・アレジのほかに、

ヤルノ・トゥルーリ、ミハエル・シューマッハの3人はFIAT500のオーナーです。

世界中のあらゆるカテゴリーにおけるレーサーの、

心をくすぐるものは最新のテクノロジーではなく、

もっと大切な何かがあるようです。500には、それがあるのでしょう。

 

 

 

秋晴れの空にたなびく応援旗 

 

ヘアピンコーナー手前のミハエル・シューマッハ

  

ヘアピンに進入するジャン・アレジ

  

ヘアピンに進入するミカ・ハッキネン

 

 

記念撮影です