paesaggio-landscape-クルマのある風景
日常には 普段気づかないような景色がいっぱいあります
クルマに乗って 自転車をこいで 歩きながら
それぞれのスピードに合った風景が 視界に訪れます
その時感じたことを くだらない薀蓄つきでご紹介します
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 novita!
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 西日本のある繁華街の路上で
ひときわ目を引く
派手なカラーリングのアルファ
DTMのレプリカは内装にまで施され
あたかもグリッドでシグナルを待っているかの様な雰囲気
この町の雑踏よりも
広いステージが本当の居場所だと
オーナーよりもこのアルファ「自身」が
よく分かっているはずだ
 
 
 
 建築資材を運んでいた
「働き者」のポーターキャブ
資材を積んだまま土に埋もれ
空き地の隅で寂しそう
いつか土地が売りに出され
どこかに運ばれていきました
空き地には住宅が建ち
「働き者」の居たちょうど同じ辺りが
家族を運ぶ大きなバンの居場所になりました
 
 

 ある門前町の路地裏に、
一時期はやったミニカーがありました。
今は老人の「足ぐるま」に限られているようで。
シングルシートの左側には、
オーナーのステッキがあります。
私が老いたときに500に乗れるかどうか・・。
 
 

 幹線道路沿いにある中古車屋さんのレッカー車(?)。
 ワーゲンバスを大幅に改造したのか、もしくはレッカー車にバスのフロントを移植したのか?
 さらなる疑問はカラーリング。
 マッドマッ○スを思いおこしてしまいます。
 
 あるカフェのバックヤードにあるガレージ。
 ディーノとMGミジェットが並んでいました。
 壁には往年のレース写真やフラッグが沢山飾られています。
 こういうガレージ、誰だって憧れますよね。
 
 

 
ふた駅むこうの線路わきにアルファがじっとしています。
 左リアのホウィールには夏のなごりが。
 どれくらい佇んでいたのか。
 通勤電車の窓から眺めるのが楽しみでした。
 
 でもある日突然、最新の小型車に入れ替わってしまいました。
 どこか居心地のいい街を見つけたのでしょうか?
  
 空き地で浮世をじっと見つめるフロンテ。
 すぐ横に生える樹も自然回帰を手助けしそう。
 タイヤもホウィールも地面にめり込んでいます。
 昔乗りたかったクルマの1台なので、
 勿体無いなぁと思います。
 
 美容室のニュービートル。
 外観にベストマッチしています。
 白いラインがレーシーな印象ですが、
 内装はノーマルです。
 
 喫茶店の隣に停められた看板車のミゼット。
 あの映画ではサーフボードを載っけて、
 いい感じでしたね。
 この車、フロントエンブレムこそありませんが、
 他は程度いいです。
 問題はフロントウィンドウの上のバッファローの角。
 何故に?
 最近になって角がはずされました。
 何故?

 あるTVドラマで、長瀬正敏扮する私立探偵が横浜の街を疾走しています(確か)。
 今どきクラウンといえばウィスキーでいうところのリザーブかジョニクロみたいで、
 ちょっと落ち目≠ナす。
 当時はハイヤーだったり重役あたりのアシでしたね。
 リアサイドのデラックスの文字が悲しげです。
 ちなみにこれも「愛5」ナンバー。
 野ざらしであちこちキテます。
 
 わが町では、
 赤くて丸いクルマに乗った輩がポイ捨てをするらしい・・・
 ・・・・!
 おいおい、ナンバー枠までそっくりだよ・・・
 わたしは悲しくなりました。
 
 ポイ捨てはやめましょう。
 目立つくるまでも、そうでないクルマでも。
 モラルですよね。
 
タイヤに地蜘蛛が営巣しています。
500の類似車≠ニ思い込んでいるサンク。
可愛いイメージとは対照的に、
スパルタンなターボ車もあります。
このクルマ、車内は物置みたいになってます。
可愛そう・・・
 
 5ナンバーのダットサン。
 あずき色が渋くてかっこいい!
 ルパン好きの500乗りなら
 銭ブルと聞いてわくわくしない人はいないでしょ?

 ご近所に「棲んで」いるスバル。
 500よりも可愛いと感じます。
 これもいろいろなバージョンがありました。
 メーカーやユーザーがもっと大切にしていたら、
 きっと今もあちこちでその姿を見られたことでしょう。
 オーナーさんと目が合うたびに にぃっ!
 と、アイコンタクト。   
 お互いにいつまでも乗りましょうね。
 

 こういうのもアリ?
 個人的には、注文がありますが、
 かっこいいから良しです。
 実際、モンテカルロラリーでは充分に「使える」ミニ。
 でもキャメルトロフィーは無理でしょ・・・。
 
 RRと独特の丸いフォルム。
 キャリアも似合うし、町乗りでもきまる。
 細かいところは異なるものの、
 よく似たビートルと500。
 並べてみると・・・
 500が一段と可愛く見えます。
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